生活保護VSワーキングプア (PHP新書)
生活保護VSワーキングプア (PHP新書)
アマゾン購入感想
生活保護に対する具体的な対策・提言がなされています生活保護現場の実態を上手い表現で
語っており、お役人も精神的にやられて
げっそりやせ細り、生活保護をしに来る人も
必死ですが、それに対抗して役人が追い返そうと
必死な現場が見えてきます。
しかし、この人が言っているように受給しやすく
そして受給から離れていきやすくする生活保護に
していくことが大事だというのは納得がいきます。
生活保護を早く申請を通して早く社会復帰を
させてあげることができれば結果的には国の税収も
高まり生活保護以上の金額を取り返すことにも
つながるので一時的に貸し付ける感覚でもっと
オープンにすべきではないかということは非常に
賛同できるものがありました。
給付せずにホームレスを増やしたり働けない人を
増やすのは今の借金国(実際はそこまで困窮ではないが)として
貸し渋ることはかえってマイナスになるのではないかというのは
納得がいく。
給付をしてそして社会復帰の支援を公務員の人達が
必死になって国のためにやることが大切ではなかろうかと
思います。
あとは働いた方が損という状態は異常だと思うので
早急になんとかして欲しいですが、賃料を上げると
それだけ企業は雇わない、公務員関係者だけが特を
するので失業率が上がるなどの心配があるので非常に
難しいところではあると思います。
生活保護の実態みたいなものがわかりました今まで生活保護っていうこと自体があんまりよくないものっていう感じで受けてはいけないものって感じだったんですけど、この本を読んで生活保護を上手に使って自立に導けるならいいのではないかなっていう考え方に変わりました。
どうしても使わなきゃいけない人だっているのに誤った報道とかで生活保護を受けるのはいけない事って思われているような気がします。
一般の認識と実態とのギャップ 本書では受給者数の推移、保護申請理由、受給者の年齢構成など多くのデータと共に、生活保護受給者と福祉事務所のケースワーカー達の声が沢山紹介されています。また、生活保護の問題について多様な側面から議論しており、偏ることなく実態を伝えていると感じました。そして、実際の状況は読む前に持っていたイメージとは大きくかけ離れており、自分のピントが大きくずれていた事に恥ずかしさを覚えました。貧困、病気、暴力等の様々な問題に対して、ケースワーカーとして取り組んだ著者だからこそ訴えることができる核心的な問題や行政のあり方について示しています。特に、貧困家庭において機会の平等が顕著に損なわれている状況は深刻であり、社会構想や経済格差を問題にする際、避けて通れないと思いました。
社会問題への関心がある方には必読の一冊「本書は、出版会では珍しいとされる、著者による企画持ち込みという形で世に出ることになりました」とある。とにかく、書かずにはいられなかったのだろう。
筆者は、ケースワーカーとして生活保護にかかわった。その後、児童相談所に勤務。そして、生活保護家庭には、虐待、経済的困窮などの問題に直面して苦しんでいる子供達がたくさんいることを知る。子供の面倒を見たくともできないパートの掛け持ちに追われる母子家庭の母親の苦しい実態も明らかにされる。そしてそのような親子は自分達の力だけでは「負の連鎖」から抜けられない悲惨な姿に気づく。本書には、筆者による分析と共に「自己責任」と言われて、資本主義社会の崖っぷちに追いやられた人々の苦しい実態が例を挙げて説明されている。いくつかの事例については、まともな感情を持っている人が気持ちを全く動かさずに読み進めるのが難しいかもしれない。
生活保護の対象となる人々には2つのグループがある。ひとつ目は貧困の高齢者と重度障害者。これらの人々に生活保護の手が差しのべられることについて異論のある方は少ないだろう。問題は、それ以外のケース、特に働ける年齢にありながら様々な問題に直面している人々の支援をどのようにするかである。
筆者は、この働ける年齢でありながら貧困の罠にはまって苦しんでいるグループに属する人たちに対して、「自立のための支援メニューの増加」と、住居費など一部を時限的に支援する「ぷち生活保護」を受けやすくすることによって「貧困の連鎖」を断ち切り、立ち直りの支援を与える必要性を訴える。また、「自立率」と「放置したときのコストを計算して削減する」という数値目標を導入して改善を図ることを提案している。ケースワーカーの地位向上の必要性、生活保護に対する誤まった報道や社会の誤解を正すことにも力を入れて説明している。
タイトルの付け方にもう少し工夫が欲しかった点が惜しまれるが、社会問題への関心がある方には必読の一冊である。
正しい生活保護の知識実際に生活保護のケースワーカーをなさっていた方の著書です。
恥ずかしながら、
私の生活保護についての知識は「悪いイメージ」のみでした。
生活保護を受けるような環境になっているのは、
結局は自分が選んだ結果じゃないか、と。
しかし序章から著者が書いているように、
個々人がどうにかできる範疇を越えてしまっていては
どうにも出来ないことが沢山あってもしょうがない。
私の中に、こんなにも偏見があるのか、と驚いてしまいました。
また、著者の方が言う今後の改善策が実際に行なわれたとすれば
本当に受給者・ケースワーカー双方が良い方向に進められると思います。
忘れてはならないこと。
健康で文化的な最低限の生活を守る義務が、国にはあります。
このままじゃいけない、という漠然とした不安は皆が感じています。
どうにかしなければいけない、もまた、皆が感じています。
私が直接政治に触れることはないけれど、
少しでも生活保護制度と受給者・その周辺を理解するうえで
偏見をなくし、本質を見抜くきっかけになれば
結果良い方向に動くのでは、と思いました。
そのためにも、こういう本を周りの方々に薦めたいと思います。
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